「音楽の祭典、第66回グラミー賞授賞式」

WOWOWの「音楽の祭典、第66回グラミー賞授賞式」(2時間40分)をずっと見ました。



式は一昨日行われて、同時通訳の中継があるのですが、その夜にキチンとした字幕版が出るので、それを録画したのを翌日見るのがいつもです。



◆年間最優秀レコード:マイリー・サイラス「Flowers」
※日本でも歌謡曲のテイストが入ってる曲が多いそうですが、これも昔のディスコ風のわかりやすい曲。



https://www.youtube.com/watch?v=G7KNmW9a75Y&ab_channel=MileyCyrusVEVO



◆年間最優秀アルバム:テイラー・スウィフト『Midnights』



◆年間最優秀楽曲:ビリー・アイリッシュ「What Was I Made For?」
※映画『バービー』の主題歌です。映画も評判になりました。ビリー・アイリッシュ強しですね。
※https://www.youtube.com/watch?v=cW8VLC9nnTo&ab_channel=BillieEilishVEVO



◆最優秀新人賞:ヴィクトリア・モネ



テイラー・スウィフトが史上初の4度目の受賞したということで、新聞にも取り上げられてました。



司会者が言ってましたが、これまで年間最優秀アルバムを3度受賞した歌手は4人いて、フランク・シナトラ、ポール・サイモン スティーヴィー・ワンダー、そしてテイラー・スウィフトなんだそうです。そこを一つ抜けて単独トップとなりました。



テイラー・スウィフトの曲ってあんまり聞かないですね。ベースがカントリーだからかな。あまり響かない。逆に言うと聞きやすいわけで、意識して好きになるまで聞いてみようかなと思いました。



テイラー・スウィフトは、歴代のツアーの興行収入が10億ドル(1450億円)でトップだそうです。


『歴代2位のエルトン・ジョンさんは18?23年の328公演で9.3億ドルだったのに対し、8カ月60公演という「前例のないスピード」でコンサート収入の記録を更新した。』


ちなみにチケット代は、日本と異なり再販も一般的で、平均再販価格は1607ドル(約24万円)なんだとか。


23年の全米公演で計100億ドル(約1.5兆円)の経済効果があり、観客はホテルや食事など地元経済に1人あたり平均1300ドルを費やし、他のコンサート(平均300ドル)の4.3倍ってすごいですね。



授賞式でも司会の人がテイラー・スウィフトが入場してくると「はい、彼女の通る近くのテーブルの人。経済効果があがりますからお金持ちになれますよ」と言ってました。歩く経済効果です。



グラミー賞の式では賞をとった人が歌うことはなくて、入念に作られたショーにはさまって受賞があります。そのショーがなかなかに見応えがあります。



ジョニー・ミッチェル(80歳)やビリー・ジョエルなど知ってる人も多い。



中で圧倒されたのは「ヴァンパイア/オリヴィア・ロドリコ」です。


男に騙された女性の罵倒の歌です。ささやき声からテンションもテンポもどんどんヒートアップしていきます。アルバムも聞いてみよっと。

Olivia Rodrigo - vampire (Official Video)