【TV】プロフェッショナル ふたりのキネマ ~山田洋次と吉永小百合~(NHK総合)

【海外ドラマ】ミステリー・in・パラダイス シーズン12「第4話」(ミステリチャンネル)
ナイフで刺され息絶えた被害者。死ぬまでに犯人の名前まで言っていて、その犯人は凶器のナイフはハンドバックに入れてることを目撃されています。どう見ても犯人のはずが、ずっとビデオに映っていて犯人でないことは明らかになります。



【TV】常田大希 混沌東京-TOKYO CHAOTIC-(Netflix)
King Gnuの常田大希が主宰する音楽プロジェクトmillennium paradeのアルバムづくりで、オーケストラと現代音楽を融合させた「2992」の制作に挑む姿を追ったドキュメンタリーです。


トラック数150で、それをあたったりさらに入れ替えたりするというのですから気の遠くなるような話。昔ビートルズの時は2トラックくらいだったのに。


【TV】プロフェッショナル ふたりのキネマ ~山田洋次と吉永小百合~(NHK総合)
日本映画の巨匠、山田洋次。“最後のスター”と呼ばれる映画俳優、吉永小百合。「これで辞められる…」。92歳と78歳の映画制作の舞台裏。


山田洋次が、『最初にこの映画の話をしたときに小百合さんに「おばあちゃんになれますか」って言ったんです。宮本信子なんかだと簡単におばあちゃんになれるのですが、小百合さんには難しい。


小百合さんはこれまで実年齢よりはるかに若い役ばかりを求められてきてました。普通の女優さんじゃないからね。吉永小百合という存在があるわけだな。


永遠に年を取らないみたいなことなんだけど、何かのきっかけで老人になるというのができないと結局中途半端になっちゃう。



健さんだって身体が線が崩れていく。それは70になれば当たり前なんだけど、よたよた歩く健さんでは健さんではないからね。悩みだったんじゃないかね?


同じように吉永小百合であり続けることはプレッシャーで、ときどき気の毒に思うことがあるね。』というようなことを言ってました。


吉永小百合は自分は「魂のない人形である」としばらく女優をやめてた時期がありますね。


「70になれば当たり前」というとこにもちょっと反応があって、そうだね、これからは崩れていくばかりで、受け入れていくしかないんだろなと思います。


山田洋次監督は92歳で嚥下拒否反応があって食事もあまりとれない様子でボロボロで演出してました。


「映画には魂が映る。なので魂をもってつくる」「自然な芝居とリアルな芝居は違う」名言がいっぱいでした。


【ドラマ】ノンレムの窓バカリズム原案の不思議なドラマ!(日テレ)
<原案>バカリズム <脚本> バカリズム(「夕暮れ時の葛藤」) 安部裕之(「推してもいいデスか?」) 竹村武司(「出世したくない君へ」)


スーパーのレジ並びのハズレぶりを描く「夕暮れ時の葛藤」が抜群。主人公が指名手配の男で、警察が来るまでの時間稼ぎでレジ係はスピードを加減していたという展開がグッドでした。


自分の思ったようにはならないのが普通というのをエトーレの法則というらしい。


【ドラマ】あきない世傳 金と銀(5)「二番目の夫」(NHKBS)
原作どおりの展開でなぞるように見てるのですが、原作ほどの爆発力がない。やはり本のほうが上。


盛り上がらないのは店の三兄弟の配役がイマイチだからだろう。次男の惣次(加藤シゲアキ)は原作では商売に熱心なあまり冷酷な男に描かれているが、ドラマではそこまでない。キャラ変して作者と揉めたりしないのだろうか。
【原作】髙田郁,【脚本】山本むつみ


【TV】NHKスペシャル 国家主席 習近平(NHK総合)
番組では、習氏の言葉を収録した演説集など約40年分の資料300点を分析。さらに習氏と接点のあった人物に取材し、習近平国家主席の歴史観や統治哲学を読み解く。



【TV】映像の世紀バタフライエフェクト ビートルズとロックの革命(NHK総合)
ビートルズがなぜバタフライエフェクト(蝶のはばたき一つの小さいな動きがしだいに大きくなって変化をもたらす)なのかと思ったら、いろんなジャンルの革命に影響を与えてるんですね。
昔コンサート会場には黒人席がもうけられていて、白人と一緒に見ることはできなかった。
ポール・マッカートニーは「黒人は動物ではない」と、そんな会場では演奏しないと主張、それがきっかけとなって、黒人席が排除、初めて黒人白人がいっしょに見るコンサートになりました。
次からはビートルズ以外のコンサートでも黒人との区別しなくなり、それがコンサート以外の場所でもなくなっていいき、黒人差別の撤廃の契機の一つとなりました。


金切り声をあげる女性ファンは女性の性衝動の解放のきっかけとなりました。ミニスカートなどファッションをアピールする動きが盛んとなり、ツィッギーはビートルズの存在が大きいとコメントしてます。


共産圏では平等と自由の象徴だったビートルズを聞くことは禁止されていて、比較的ゆるい規制だったエストニアでは、「ヘイ・ジュード」の替え歌が、革命の歌としてヒット、歌った本人は政府の手で追放されますが、ソ連の崩壊で自由が戻ってきたときにふたたびその歌手も歌えるようになって集会で「ヘイ・ジュード」を歌うようになりました。


ビートルズの意図するとこしないとこいろいろだけど、彼らの歌は歌を超えて、人種差別、男女差別、体制の変革となっていったという話ですね。



ジョンはそれは私たちが変革を意識しておこなったのではなく、60年代という変革の船にみんな乗っていて、私たちはその見張り台に立っていたと言ってるそうです。
歌には時代をかえる力なんてないと言ったりしますが、実際はあるんですね。


◆キネ旬2023年ベストテン発表になってました。
日本映画ベストテン
第1位 せかいのおきく
第2位 PERFECT DAYS
第3位 ほかげ
第4位 福田村事件
第5位 月
第6位 花腐し
第7位 怪物
第8位 ゴジラ-1.0
第9位 君たちはどう生きるか
第10位 春画先生


外国映画ベスト・テン
第1位  TAR/ター
第2位 キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
第3位 枯れ葉
第4位 EO イーオー
第5位 フェイブルマンズ
第6位 イニシェリン島の精霊
第7位 別れる決心
第8位 エンパイア・オブ・ライト
第9位 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
第10位 ウーマン・トーキング 私たちの選択


見てるものはナシ。U-NEXTでチェックしたら4,5本はありますね。