「100歳の超え方/和田秀樹」

「100歳の超え方/和田秀樹」を流し読みしています。
まえがきはこんな感じです。
『この本は100歳を目前にした人に、「あと少しだから頑張りましょう」と励ましの声をかける本ではありません。70代50代、あるいはそれより若くても、「100歳まで生きるぞ」という意欲を取り戻してもらうための本です。



現実はどうでしょうか。70代ともなれば「元気でいられるのもあと10年か」と考える人が大勢います。そう考えた時点で、いろいろなことをあきらめたり、悔やんたり、あるいは身体の衰えや不調を嘆いたりするだけになります。


つまり「いま」が幸せではなくなってしまうのです。



いまが幸せと思えなくなれば、残された人生が幸せとは思えません。いまよりもっと老いて衰え、できないことや楽しめないことが増えてくるだけだからです。そうなってしまうと、100歳なんて特別な人、運のいい人だけがたどり着ける年齢のように感じてしまいます。



でも、「よし、100歳まで生きてやろう」という気持ちになればすべて変わってきます。



「長く生きれば医学もAIも進歩して不自由なく暮らせるようになるんだ」と気がついただけで、「そういう世の中を見たい」と思うようになるでしょう。



「あと30年も残っている」と思えば、「もう歳だから」とあきらめたり、ためらったりしていることも、「やるだけやってみるか」という気持ちになります。 友人や親しい人といろいろな計画を立てることもできます。そういう日々が戻るだけで快活な気分が生まれてきます。



いままでのように、何か思い立っても「あと10年若かったらなあ」と悔やんで、できなくなったことばかり嘆いている毎日から抜け出すことができるでしょう。



これだけでも大きな変化です。「いま」が幸せと思えるようになれば、意欲も生まれてきますし過去を悔やむこともなくなります。残された人生に、いままで感じなかったりあきらめたりしていた可能性を見つけることができるようになります。』
和田先生の本は同じことが何度も出てくるので、あまり読まなくなりましたが、このくだりはなかったかな。


60歳と70歳にあまり差異は感じませんが、70歳と80歳ではずいぶん違う気がします。70代で亡くなるひともかなりいます。


それで70歳の坂ということを意識してしまいますが気持ちの持ちようというとこはあるのかもしれません。